以下「函館市青年センター 活動日誌」より
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パソコンを使わないプログラミングワークショップ第2弾が9月17日(日曜日)に開催されました。
前回同様、いろいろな指示が記憶されているブロックを組み合わせてプログラミングを作ります。
2人ずつ力を合わせてブロックをつなぎひとつの動き、プログラミングをつくります。
そして同時にパソコンでも外部デバイスの「なのぼーど」を使って音や光の反応でプログラミングを動かします。
通常とは違う道具や方法を体験することでプログラミングの大切が部分がみえてきたと思います。
これからの青年センターのプログラミングワークショップは中上級クラス対象のワークショップを開催する予定です。
予定が決まり次第お知らせいたしますのでどうぞお楽しみに!
副セン みうら
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以上
公立はこだて未来大学やってみてわかるラボ(原田泰研究室)のプロジェクト「子どものためのプログラミングワークショップ」の活動記録です。2017年度は「函館市未来のIT人材育成推進事業」として、2018年度、2019年度は函館市の主催事業として開催しました。
2017年9月17日日曜日
2017年9月16日土曜日
第4回ワークショップ 開催
Gスクエアにて第4回「はこだてプログラミングストリート2017」が開催されました。
このワークショップは、初めてScratchを使う人とある程度Scratchが使える人が入り混じって活動するのが特徴です。毎回、最初にScratch初体験の参加者に向けて基本的な操作方法を説明し、そのあとは一人ひとりの興味に従って表現活動を進めていきます。
ワークショップの導入は、いつもはキャラクターの「コン」を歩かせる方法から入っているのですが、今回はちょっと趣向を変えて、「ペンツールを使って軌跡を描く」ことに挑戦しました。「ピュー」という、キビタキのキャラクターを動かしながら、いろいろな図形を描いていきます。
まず、Scratchを初めて使う参加者と一緒に、Scratchの基本操作の確認と前回の振り返りを行いました。
基本編が終了し、キーボードの操作に合わせて鳥のキャラクター「ピュー」のスプライトが移動するプログラムを書きます。「◯歩 進む」「時計(反時計)まわりに ◯度 動かす」ブロックを組み合わせると、ピューの移動と方向転換ができます。ピューを動かせるようになったら、ペンツールを組み込んで、丸型、三角形、四角形の軌跡を描くプログラムを制作します。
この時、タートルグラフィクスという描画ロボットについて紹介しました。
(シーモア パパート『マインドストーム―子供、コンピューター、そして強力なアイデア』未来社、1995)
ペンツールのコツはペンを「あげる」「さげる」ブロックを使う事です。また、四角形をなぞって進む時にどんな作業が必要になるか、自分がピューに成りきって考えながらプログラムを制作しました。
軌跡を描けたら、それぞれがプログラムを改変し、図形を描きながらキーボード操作できるプログラムや、連続した図形を描けるプログラムなどを制作しました。
毎回ワークショップ後は、「人材育成プログラム」としてスタッフ全員で活動内容の振り返りを行なっています。やりたいことが見えず「固まってしまう」参加者には学生や大人のフォローが必要です。徐々にサポート無しで作品制作を進められるようになってきましたが、参加者のやりたい事を引き出すためのサポーターの関わり方について、試行錯誤を続けています。参加者から「楽しかった」「また来ます」と言ってもらえるよう、これからも工夫しながらワークショップを続けていきます。
(文責:山内雅貴)
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