2017年8月27日日曜日

Scratch Conference 2017 Budapest

2017年8月23日〜25日、ブタペストのエトヴェシュ・ロラーンド大学を会場に開催された、Scratch Conference 2017 Budapestに、このプログラミングワークショップの実践メンバーが参加してきました。

8月24日:1日目
9:00~

参加受付を済ませ、AuditoriumAB会場でミッチェル・レズニックの基調講演を聞きました。講演後はレズニック教授と記念撮影をしました。


次のセッション、AuditoriumA会場でのトップバッターは上芝智裕先生(中京大学)です。ネオピクセルというテープ状のLEDを「1Dグラフィック」と呼び、スクラッチと繋げるための仕組みを発表しました。ちゃーりー(飯塚)は、壇上で発表のサポートを行いました。


その後、2つのセッションを聞きました。午前のセッション終了後に上芝先生の元へ質疑応答の方が集まっていました。

12:00~
ランチは吹き抜けのロビーでビュッフェでした。この時間は多くの参加者が同席しており、ウクライナ、アルメニア、ベラルーシ、ハンガリーから参加している方々と交流できました。


途中、ちゃーりーが現地のテレビ番組から取材を受け、「カンファレスはどうですか?」という質問に「WSでスクラッチをやっていて楽しい!」と英語で答えていました。

13:30~
午後のセッションでは、エンジニアにおける自発的な学習者とそうでない人の統計のセッションなど、4つのセッションを聴講しました。
コーヒーブレイクを挟み、やっしー(八城)が発表するポスターセッションが始まりました。


レズニック教授からは、「小さい子は理解しやすい形かもしれない。しかし、小さい子が使う時に、なんとなく組み合わせたら光って、それが楽しい、とならないための仕組みを考えなければならない。」ということと、「スクラッチで理解できなかったことをこのツールで理解できたら、興味深い成果だと思うよ。」という意見を頂きました。


8月25日:2日目
11:40~
AuditoriumB会場でMaxim Makarovさんのセッションを聞いた後、宮田義郎先生(中京大学)の発表を聞きました。ワールドミュージアムプロジェクトに関する発表で、プロジェクトの活動と統計結果に、アージ理論を当てはめながら発表しました。


12:30~
ランチの後、キッズスペースの横で原田先生(はらでぃ)とチャーリーの発表準備を行いました。ポペット君の組み立てはこの時に行い、数人の方から撮影を求められました。



15:25~
AuditoriumA会場で原田先生と飯塚君のセッションを聞きました。共創や相互作用を促すような新たな学びの場作りを目指していて、Scratch de Ogiriを提案しました。PoppetShowとWonder Musical Instrumentsのような活動を経て、「作る」「パフォーマンスする」「評価する」というサイクルを持っています。今回はスクリーンと人形劇でデモを見せました。


原田先生たちの発表後、アーテックロボットに関するセッションを聞いて、今回のScratchカンファレンスは終了しました。



文責:山内雅貴

2017年8月19日土曜日

第3回ワークショップ 開催

第3回「はこだてプログラミングストリート2017」は、Gスクエアの多目的ホールを会場にて開催されました。今回も30名の小中学生が参加しました。ワークショップは、参加者が使うコンピュータとScratchの基本的な操作の説明から始まりました。


はじめに、きつねのキャラクター「コン」のスプライトを歩かせることを目標にScratchを操作しました。ブロックが入っている場所の確認やコスチュームの切り替えなど、Scratchの基本的な操作の確認を行いました。
次に、リンゴのスプライトを追加して、コンとリンゴのプログラムを制作しました。
りんごが落ちてくるプロジェクトはこちら

「調べる」の中にあるブロックを使うことで、2つのスプライトに関係を持たせられることを学びました。経験者の中には、操作確認と同時進行でゲームを作りはじめている子もいました。


大学生が制作したゲームを紹介し、自由制作時間に入りました。ここまでに学んだことを元にシューティングゲーム作りに挑戦している参加者もいました。考えながらブロックを組み込んだり、サポートの大学生や大人に相談しながらそれぞれが作りたいものを仕上げていきました。

最後は参加者同士でプログラムを見せ合った後、それぞれの振り返りを行い、今回のワークショップは終了しました。

2017年8月7日月曜日

パソコンを使わないプログラミングワークショップ開催

以下「函館市青年センター 活動日誌」より
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8月7日(月)、「小学生のためのパソコンを使わないプログラミング体験~電気工作に挑戦してみよう」が行なわれました。
プログラミングと言えばパソコンにカチャカチャというイメージですが、今回は未来大大学院のやっしーが考案したブロック型のコンピュータを組み合わせてプログラミングを体験するというものです。通常とは違う道具や方法を体験することでプログラミングの大事が部分が見えてきます。
今回は夏休みということもありモーターを動かす、電気工作をしてみました。
1、まずはコンピュータの基本を学びます。

2、今回使うブロック型のコンピュータの説明

3、工作物をつくる

4、箱とモーター、コンピュータをつなげる。

5、みんなとつながる!

6、最後はみんなで「はい、ポーズ♫」

電気工作は細かい作業が多くてちょっと大変そうでしたが、未来大のお兄さんお姉さんにといっしょにがんばっていました。 プログラミング通りに動いた時にはやったぁ!と歓声が\(^o^)/

長い時間、本当にお疲れ様でした。
【おしらせ】 9月17日(日)13:00~17:00
第2弾「小学生のためのパソコンを使わないプログラミング体験~色々なセンサをつかってみよう」を開催します。
参加料:1,000円、対象:小学校高学年、会場:函館市青年センター(音楽室)
申し込み開始は8月26日(土)から電話0138-51-3390にて承ります。
副セン みうら
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以上

2017年8月5日土曜日

第2回ワークショップ 開催!

今日は、Gスクエアにて第2回「はこだてプログラミングストリート2017」が開催されました。今回は27名の小中学生が参加しました。
参加者の半分以上がScratch初心者で、ワークショップはScratchの操作説明と前回のワークショップの復習から始まりました。


Scratchの操作説明では、様々なブロックを操作し、「スプライト」という画面の中のキャラクターを動かしました。ここでは2つのポイントとして、ブロックの一番上に何を置くと上手に動かせるか考えるということと、「いつ」「どんな」「何回」の組み合わせが大切だということを学びました。
基本編が終了し、ワークショップのオリジナルキャラクター「コン」のスプライトを使って、コンが歩いてジャンプするプログラムを書きました。また、果物が落ちてくるプログラムを制作し、コンと果物の接触判定の行い方を学びました。


自由制作の時間では、ここまでに学んだことを元にプログラムを書きました。途中でデータについて学び、変数を使ったプログラムの書き方を学びました。Scratch経験者の中には、変数を上手に使いこなしてゲームを制作しているしている子もいました。最後は参加者同士でプログラムを見せ合い、ワークショップは終了しました。