Gスクエアにて第8回「はこだてプログラミングストリート2017」が開催されました。
ファシリテーターはチャーリーです。
今回は、「クローン」という機能を応用した「雪の中ではしゃぐねこ」を、チャレンジ目標として紹介しました。
まずはいつもどおり、前側に座っている初心者の子どもたちと一緒に、基本操作の確認です。10歩進むブロックと跳ね返るブロックで、ネコが動き続けるプログラムを書きました。2つのコスチュームを変化させて、ネコが歩き回るプログラムの完成です。
次に、雪のプログラムです。白い丸を雪に見立てて動きをつけます。ネコの動きで学んだ「ずっと10歩動く」を使うことで、白い丸が下に落ち続けるプログラムができました。
雪が降り続ける動きはどうやってプログラムすれば良いのでしょうか?
「座標」についての説明を聞きながら考えました。
「制御」で、雪が端に触れたら上に戻ってくるプログラムを作ります。Y座標の値を画面上端の数値170にすることで実現できました。
次に、雪を増やすためにクローンを学びました。クローンは、「クローンされた時」と「クローンを作る」がセットで使われます。旗がクリックされたときに、いくつかのクローンを作るプログラムを書きました。クローンを作る値を増やすと、大雪を降らせることもできます!雪に見立てるコツは、雪の大きさを1~10%の乱数でバラバラにすることと、クローンが作られるX座標と、上に戻ったときのX座標の値を-240から240の乱数にすることでした。
これで、雪の中を走り回るネコのプログラムの完成です!
ワークショップ後半では、雪を増やしたり、キャラクターを増やしたり、それぞれでプログラムを改変します。ハートが降ってくるお部屋や、滑らかな動きの雪など、それぞれのプログラムを完成させました。
今回、上級者チームは「◯△□」を使って身のまわりのモノを表現することに挑戦しました。この男の子は、バラバラの図形に同じプログラムを組み込んだらどんな動きになるか確かめているところです。
最後はwebカメラを使ってみんなの作品を発表し合いました。
振り返りシート書いて、今回のワークショップは終了です。
ワークショップも、残すところあと2回!手をかけなくてもプログラムを書ける子が増えてきましたが、やりたいことや挑戦があれば掘り下げてあげられようにしていきます。