Gスクエアにて第10回「はこだてプログラミングストリート」が開催されました。
今回のファシリテーターはちゃーりー(飯塚くん)です。
記念すべき最終回・・・とはいえ、年度末です。前日までの暴風雪、インフルエンザ、急な予定変更などでのキャンセルも多く、27名申し込みの内21名参加と、いつもよりは少ない参加者数となりました。ただ、今日集まった子供たちはほとんどがリピーター。席に着くなり、それぞれがあらかじめ用意してきたScratch作品(これまでのワークショップで制作してきたもの)の続きを早速始めるという状況で、緩やかにしかも積極的にスタートしました。
序盤は、ちゃーりーがサンプルとなる表現を示し、興味があればそれをやってみよう、という流れで進めました。
ちゃーりーが用意した今日の表現テーマは、「スクリーンの中に自分も入って表現してみよう」という、自分の体も含めた表現活動です。これは、「プロジェクション・プレイ」と私たちが名付けた表現方法で、プロジェクタでスクリーンに投影したScratch表現に合わせて作者自身も演技します。
このサンプルに使われているScratchプロジェクトを、チャーリーと一緒に作ってみました。
具体的は、「1」「2」「3」などキーボードの複数のボタンにイベントを対応させて、「1」キーを押したらAイベント、「2」キーを押したらBイベント・・・というように映像が変化していく表現になります。
手順を追って説明しました。
後半は自由表現。参加してくれる子どもたちの多くは、自分たちのやりたいことがあって、それを友達と一緒にやりたくて集まってきています。これは主催者である私たちも意図しており、そのような場作りを行ってきました。今回は、まさに狙い通りの活動の場が生み出されたと感じます。
ワークショップ終盤は、一人ひとりの作品をスクリーンに映して、会場全体で共有しました。子どもたちは、自分の表現に夢中ではありますが、ちゃんとスクリーンの方にも視線を向けて、友達の表現にも興味を持ってくれます。
最後はいつものように、それぞれの気づきを振り返りシートに記入して終了です。
これをもって全10回を無事終了。参加者全●名、10回すべてに参加した子どもも4名いるなど、大盛況のイベントとなりました。
運営側にとっても、「函館でイベントをするならここは熟慮!」という視点を多く手に入れることができ、有意義な活動となりました。関係者の皆様、お疲れ様でした。
(文責:原田)